小学生のための楽しい『竹細工教室』


当工房は、昭和28年7月に静岡市にて創業以来40年余り、伝統的工芸品「駿河竹千筋細工」の製造一筋にまいりましたが、後継者の育成、伝統的技術の継承にも力を入れており、毎年各小学校にて竹細工教室を開催し好評を得ております。

体験施設と違い、キット作りだけでなく、生の職人とのふれあいを通して、伝統の技術やこころを感していただければうれしいです。

※一般の方の場合も同じように開催できます。

目 的 「駿河竹千筋細工」の製作を通じ、伝統的な技術にふれます。地場産業への関心、理解を深めます。
講 師 黒田英一 (経産大臣認定伝統工芸士、静岡伝統工芸士会会長、SBS学苑講師)
平成4年中国、平成5年ニューヨークにて竹細工教室を開催、また平成13年秋には、天皇陛下の御前にて竹細工の技を披露しました。
対 象 静岡市または、近郊の小学校4年生、5年生。
時 期 5月から7月までは、東京方面のデパートにて実演をする事が多く、日程的に合わないかもしれません。
できましたら2学期または3学期の方が余裕があります。お早めにご予約下さい。
料 金 教材費 1575円(消費税含む)
なお、静岡市以外の小学校さんの場合、出張講師料(2万円)が別途つきます。(静岡県内)
静岡県外の場合、交通費もご負担ください。
お申し込み お電話、ファックス 054-273-0680
メール kyousitsu@surugaya.com にて申し込み下さい。
必ず、予定の確認をお願いします。


【開催方法】

場 所 各小学校の体育館、教室など。出張しますので、交通費、時間等が節約できます。
資 料 事前に由来等の資料、ビデオを配ります。
時 間 説明、体験2時間、製作2時間、計4時間。ご希望により変更可能です。
講 師 2クラスまで2人、3クラス以上の場合は、3人以上で伺います。
持 物 はさみ、ポンド用容器(プリンなどのカップ) 新聞紙またはビニールシート、細筆。
説 明 由来、製品についてわかりやすく説明します
質 問 伝統工芸士黒田英一が答えます。予め質問をご用意して下されば幸いです。
素朴な質問参照
製 品 花器、虫篭、菓子器等人気の製品にふれます。
駿河竹千筋細工の作品参照
体 験 ひご作り、ひご曲げ等、皆さんに体験していただきます。

黒田英一が説明、いろいろな質問にもお応えします。 職人の技にみんなびっくりです。 楽しくひごまげ。うまく曲がるかな?


【教 材】

左より、ペン立て、虫篭、花器、盛器、。価格 1,575円(消費税含む) 

ご希望の多い虫篭は、はじめから4すみの柱が立っていますので、4年生でも簡単に作れます。人数制限はありません。お好きなものをお選び下さい。


【工房見学】

一般公開はしておりませんが、竹細工教室お申し込みの方に限りご覧いただけます。必ず予約してください。
工房案内地図

静鉄バス西部循環駒形まわり、田町1丁目、下車すぐ。
【(有)竹工房はなぶさ 静岡市葵区田町1丁目 1 5番地 TEL.(054)273‐0680 教室の係】



伝統工芸というと、ご年輩の方のイメージが強いのですが、 みんな目を輝かせて喜んでくれます。
感性の豊かな子供たちには、新鮮にうつるようです。

竹細工教室行ってきました! 2005年01月21日

こんにちは。がふうです。
今日は寒かったですね。

そんな中、朝一番で、清水の小学校へ行って来ましたよ。車で40分、毎年、この竹細工教室を開いてくれる、ありがたい学校です。

竹細工教室は、小学校の4年生で、伝統産業についての授業があり、静岡の伝統工芸である、駿河竹千筋細工を体験してもらうために、あちこちの小学校で開かせていただいてます。

今回のスタッフは、伝統工芸士黒田英一、弟子の杉山、そして私の3人です。この3人で、約80人の子供たちを相手にします。

学校の中でも一番寒い体育館に、使い慣れた道具を運び込みます。
昨年は、厚着した上に、カイロなんか腰に貼ってましたが、今年は、それほどでもないようですね。

まず、初めに黒田英一が、竹細工について簡単な説明をします。
子供たちは、珍しそうに聞いてくれています。
その後、質問を受けます。事前にビデオを見てもらっているので、疑問も湧いてきます。
危ない道具はどれ? とか、1個作るのにどのくらいかかる? うれしいときは? などなど。
質問は、途中で切り上げると、疑問が残ってしまうので、最後まで丁寧に答えます。

その後は、ひごづくりとひご曲げ。
これも、ビデオで見てくれているので、盛り上がります。

がふうは、ひご曲げ担当。
子供たちは折れないか、すごっく心配しています。熱で暖めたこてを使いますので、やけどもしないように、少し緊張感を持って、体験してもらいます。

黒田英一と杉山は、ひごづくり。
鉈で竹をパン!と割る音が、がふうのところまでひびいてきます。
杉山は、始めてちょうど2年の女の子です。
最近、編みにも力を入れていて、基本になるひごづくりも、だいぶ上達していますので、この体験の助手も、まかせて安心です。

ひご曲げ、ひごづくりを終わると、今度は、作品作りです。
花器、盛器、虫籠の3つの中から選んでもらっていますが、その中でダントツに人気があるのが、盛器。半分以上が、これなんですよ。
いつもは、声の大きながふうが、盛器係ですが、杉山が、「今回は私が作ったからやらせてほしい」と前向きな意見。
「おー、頼むよ! 44個だよ」というと、「まずっ(^^;」という顔。

それでも、上手にやり遂げてくれました。
さすが、若い!

最後に子供たちに感想を聞きました。
伝統工芸というと、年輩のもののように思われますが、とっても素直に喜んでくれて、こちらも、とってもうれしかったです。(^o^)/


竹細工はどうして、竹を使うの? 2005年01月31日

子供たちは、竹について、とても興味を持ってくれて、質問もどしどしくれました。
その質問ですが、とても素朴で、それだけにハッとすることが多いんですね。

「竹細工はどうして、竹を使うの?」

竹でなくて、木を使ったら、「駿河木千筋細工」になっちゃうから。
なんて、答えでは絶対許されませんね。

では、どうして竹を使うのでしょうか?
それよりも、竹を使うのがおかしいでしょうか?

竹細工教室では、虫かごを作ってもらうことが多いですね。
でも、子供たちの常識では、虫かごは、プラスティックの飼育ケースなんでしょう。
では、どうして、プラスティックになってしまうかというと、やっぱり安くて、どこでも売っているからでしょうね。

それに比べると竹の虫かごは高いですし、あまり見かけません。
子供たちが、竹でものを創るのを珍しがるのも当たり前かもしれませんね。

ちょっと前まで、竹林は町の中にありました。昨年、大宮へ行きましたが、あんな大きな町でも、駅からほんの1キロほどのところに竹林が残っていました。

実は、うちは田町と言うところですが、家から100メートルくらいのところにまだ竹林が残っています。

昔は、本当に身近に竹があり、その豊富な材料で色々身の回りのものを作っていたんだな、と感じました。


「駿河竹千筋細工」の技は、これからどうなっていくのかな?

ひとことどうぞさわやか伝統工芸 せんすじ