徳川家康公について

江戸時代初期(1607年)大御所徳川家康公が、将軍職を退き駿府城に入城すると、大好きな鷹狩りのための餌箱を鷹匠同心たちに竹細工で作らせ、これが「駿河竹千筋細工」の始まりと言われています。

静岡、というと忘れてはいけないのが大河ドラマなどでもおなじみの徳川家康公。
関ヶ原の合戦の後、駿府(静岡市)に住んでいたのですが、その時に大好きだった鷹狩り用の餌籠を、鷹匠同心に竹で作らせたと、伝えられています。

お城の近くには、今も鷹匠町という地名があり、駿府城跡には、鷹を腕に付けた家康公の像があります。(下の画像)
竹の餌籠なんて、珍しくないのかもしれませんが、やっぱり静岡ですから、家康にひっかけたいんですよね。(笑)

2007年、大御所四百年祭公式ホームページ

大御所徳川家康公駿府城

ちなみに名物「安倍川もち」も、安倍川上流の金山開発に力を入れていた家康公が、金粉にひっかけた、きなこ餅の献上品を喜んで「安倍川もち」と名付けたそうです。
安倍川もちもいろいろありますが、よくテレビなどに登場するのは、石部屋さん。旧東海道の安倍川橋のたもとにあり、昔ながらの方法で一つ一つ丁寧に手作りし、伝統の味を守り続けています。実は、わさび餅がおいしいそうで、お酒のつまみにもいいようです。
うちから、1キロほどのごく近くなんですが、残念ながら行ったことがありません。(^^;

 ●石部屋さん。静岡市弥勒(みろく)2-5-24/054-252-5698

「駿河竹千筋細工」の由来

ひとことどうぞさわやか伝統工芸 せんすじ