花器 なでしこ 古代

伝統工芸士 小林 昭輔作。

竹は、煤竹のように加工されていて、落ち着いた色合いです。
夏だけでなく、春から秋まで幅広く使えます。

素材、人工煤竹。クリアラッカー仕上げ。
花筒、木粉入り樹脂

(直径120ミリ×高さ327ミリ)

すみません。材料の関係で現在製造を中止しています。

駿河竹千筋細工につきましては、こちらをご覧下さい。


駿河竹千筋細工「花器」

ひとことどうぞさわやか伝統工芸 せんすじ 

〜中日ショッパー 2000年10月12日に掲載されました。〜

まろやかな煤(すす)竹の風合いを生かして同系色でまとめると優しげ。
花器 なでしこ
5000円
(幅・奥行き12.6*高さ32.7cm)
自然の木の温みにやすらぎ

次の花器は、ごく薄い茶色の竹を使用したタイプ。
煤(すす)竹の風合いに似たこの色味は、窯の中でいぶして作られているそうです。
上品なベージュ色に染められた竹は、どんな色でも受け止めてくれるのが魅力。
そのまろやかな感じを生かそうと、ワレモコウとリンドウを同系色でまとめてみると優しげな印象に。
このほかススキ・モロコシなど背の高い草に合せて、すっとした立ち姿をした花器をあわせるのもおすすめです。
「駿河竹千筋細工の魅力は竹ひごの線が丸細く繊細なところだと思います。曲げると素直に曲がりますし、加工しやすくて丈夫。自然の木の温かみが素朴な感じで、和風の部屋はもちろん洋間にもしっくり合いますよと」黒田さん。


小林さんは、先日静岡市の広報誌に載りました。↓


熟練の技とセンス 時代にそった新しい製品を

「私なりの竹千筋細工。今回の受賞作品「角切盆」もそうですが、千筋と編組(へんそ)の組み合わせ方が課題なんです」。
駿河竹千筋細工は、国の伝統的工芸品として指定され、丸ひごを使用するのが特徴です。
「常に次の商品、新しいデザインを考え、休日にも、ガラス細工や陶芸などを見たり...。
展示会での実演時には、お客さんからもヒントをもらいます」。
伝え受け継がれた技法・技術を守りながら、斬新なデザインを探求する小林さん。
そして、「細かな作業は妻に手伝ってもらっています。ここまでこれたのも妻のおかげです。二人で一人分ですね」と感謝の気持ち。
しかし、この業界も六十代が多く、後継者が必要です。
「昔と違い、多品種少量生産のため、仕事内容が変わりやすく、覚えることも多いですが、このまま私たちの代で終わらせたくないですね。真剣に後継者を育てたい」。

「この仕事をしていてとても嬉しいことは、「小林さんの製品だから」といって買ってもらえること。
今後、消費者に受け入れられる、安価で、若い人たちにも使ってもらえるような製品作りをしていきたいです」。
手作りならではの竹千筋、繊細さとしなやかさの奥に、職人の技と心が見えます。

●小林昭輔(しょうすけ)さん
静岡竹工芸協同組合主催の竹千筋細工新作展において、3度目の関東通産局長賞を受賞(柳町・69歳)


静岡人(広報しずおか)2000年3/15号より


生けてみましょう(^^)

この花器は、とてもお花が入れやすくて大好きです。

中の筒の長さが、短く12センチですので、花壇などのお花を生けます。

花の高さは、真ん中の輪、落としの高さから、手の高さの真ん中ぐらいがいいです。
手が付いているので、たくさん入れる必要はなくて、一輪で充分です。画像は、菊を生けていますが、カーネーションやバラなどのよう花もよく似合います。
ちょっと、さみしいという方は、かすみ草などを後ろに飾るといいですよ。

茶の湯では、ふつう竹の籠に花台は敷きません。
でも、ご自宅でしたら関係ありませんからお好きな花台をどうぞ。
私は、大きめが好きです。
今回は、会席すだれを敷きました。千筋のさわやかさがすだれの繊細さで強調されています。

お客様の声より

福井県のゆ-さん
なかなか、いいですね〜はなを生けたときの感じがとっても良かったです^^花が大好きな母にはとってもいいかも!竹細工ってきれいですね


神奈川県のえびちゅさん

お母さんには毎年花を贈っています。今年は何にしようか悩んでいました。花器でさまざまな花を生けてもらいたいです。飾る花の雰囲気も変わってより一層花の良さを楽しむ事ができればと思います。


福岡県のゆうゆうさん

母は、生け花を習っているので、プレゼントしたらとても
喜んでくれると思います。
神奈川県のtamutamuさん

福袋に入っていたのと同じタイプ。今、我が家の玄関で頑張っています。実家の母にも是非。

いつも、ご利用、ご愛用ありがとうございます。
この花器は、日本全国の「くらし美人」でも、人気の花器ですよ。


東京都のポン太さん

ここ2年ほど、東南アジアに出張することが多かったのですが、労働力の安い国々では、手間の掛かる工芸品の生産が増えているように感じます。海外のライバルとの価格競争は厳しくなるかもしれませんが、日本の心が伝わるような素晴らしい製品を作り続けていって頂きたいと思います。

そうなんですよね、竹細工も竹炭も海外で安く作られるようになり、年々出来が良くなっています。
東南アジアの方々も、生活がかかっているので一生懸命やってるようですが、負けずに日本の伝統を生かした製品を作っていきたいと思います。


愛知県のおいわさん

すごく趣味のいい花器で、一目ぼれです・・。これで、趣味のフラワーセラピーを母と楽しみたい。私事ですが、今年結婚するのでこれが最後の孝行だと思っています。

東京都のまこりーぬのママさん

毎年、主人の母に贈るもので、悩んでますが、賞品は値段もそこそこで、なかなか良いですね。

広島県のtomimamaさん

竹細工はいいですね。和室に1つはほしいですね。


ほかにもたくさんいただいています。
ありがとうございます。
こちらも、ご覧下さいね。(^^)


駿河竹千筋細工「花器」

ひとことどうぞさわやか伝統工芸 せんすじ