手作り民芸工芸品 駿河屋 経産大臣指定伝統工芸品「駿河竹千筋細工」のお店。


伝統的工芸品 駿河竹千筋細工 工作キット 盛器

駿河竹千筋細工は、日本全国にある編む竹細工と違って、細い丸ひごをさして組み立てるとても繊細な竹細工です。

その竹細工を作ってみませんか?
初めから作るのは、とても難しいのですが、このキットでしたら、簡単ですよ。

カラーのわかりやすい説明書付きです。30分くらいでできますよ。

工作キット 盛器

工作キット 盛器

●作者 黒田 英一

●素材、竹。クリアラッカー仕上げ。

●サイズ 直径20cm×高さ7cm

●説明書 制作説明書、「駿河竹千筋細工」しおり

●ビニール袋入り

終了しました

盛器の作り方

●材料の確認

左より、
手、輪(上)、輪(下)、あじろ、ひご、ネジ(4本)

○用意するもの

左より、
はさみ、ふで、ボンド用容器(プリンなどのカップでもOK)、木工用ボンド

ボンドを使うので、床などを汚さないように、新聞紙を敷いて、作業しましょうね。

では、作り始めましょう!

まず、底を作ります。
2重になっている輪(下)は、穴から離れている方の内側の輪がはずれます。
2重になっている内側の輪の上下のすき間に、はさみの先などを入れて、はずして下さい。
(爪ではずそうとすると、爪を痛める可能性がありますので、道具を使って下さい)

網代は、竹を薄くへいだ物を編んだ板です。
丸印が書いてありますので、線に沿って切って下さい。

はじめにはずした外側の輪にはめてみましょう。1ミリほど小さくても大丈夫です。
もし、大きくてはまらなかったら、切り直して下さい。
小さくなりすぎないように気を付けましょう!

一度、網代をはずして、内側にボンドを塗ります。

※竹細工工作用ボンドの作り方
そのままでは、硬いので、薄めて使います。
木工用ボンドを、プリンなどの空いたカップに、少量入れます。
お水を少しずつ入れながら、かき回して下さい。
ヨーグルトぐらいの硬さが目安です。

網代をはめます。網代のまわりに、ボンドを塗ります。はみ出しても、乾くと透明になります。
ボンドが少ないと、底が抜ける場合がありますので、なるべく多めに塗って下さいね。

はじめにはずした輪をはめ込みます。
これで底は出来上がりです。

いよいよ、ひご差しです。
大きい方の輪。穴を上に向けます。
この方が、穴を見ながらさせるので、差しやすいです。

まず、ひごの曲がっていない方、まっすぐな部分を大きな輪に差します。

4本を大体同じ間隔で差します。

はじめに作った底の部分を、今差したひごに、差します。このように、仮の柱を立てて差すと差しやすいです。

なお、底の部分の穴には、少し角度がついています。

先ほど、底を入れた部分(シール)が外側に来るように差して下さい。

初めは1本置きに差していくと、バランス良く出来上がります。

底の部分をしっかりおさえていないと、ひごの力で、上に持ち上がり、バラバラになることがあります。

一回り、ひごを差し終わったら、間を埋めていきます。

全部差し終わったら、ボンドを塗ります。上下、いま差したところのひごの両端に、穴に流し込むように塗っていきます。

ボンドは、はじめに使ったものよりも軟らかくして下さい。牛乳ぐらいの濃さが目安です。

以上の内容と同じ説明書がついていますよ。(A4版)

駿河竹千筋細工 工作キット

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